トーイック(TOEIC)とは

トーイック(TOEIC)とは国際コミュニケーション英語能力テストのことです。Test of English for International Communicationを通称「TOEIC」(トーイック)と呼びます。トーイック(TOEIC)は英語を母国語としない方を対象とし、英語によるコミュニケーション能力を検定するための試験です。トーイックの試験問題は米国の団体ETS(Educational Testing Service:教育試験サービス)によって作成されており、日本では財団法人国際ビジネスコミュニケーション協会が実施しています。

トーイックの歴史は1979年日本経済団体連合会と当時の通商産業省の要請に応えて米国ETS(Educational Testing Service:教育試験サービス)が開発しました。その原案は故北岡靖男氏らを中心とする日本人のチームによるものであったと言われています。トーイックは故北岡靖男氏(元国際コミュニケーションズ社長、元「タイム」アジア総支配人)が考案した、日本生まれの試験なのです。トーイックの試験は約60カ国で実施されており、年間延べ40万人以上が受験しています。トーイックの受験者の大半は日本人と韓国人によって占められています。一部のアジア諸国を除いた国や地域でのトーイックの普及度は低くなっています。しかし、フランスの教育高等機関郡グランゼコールのなかにはトーイックで750点以上の点数を取ることを卒業の要件としていることもありヨーロッパでもトーイックが徐々に浸透してきています。

トーイックの構成

トーイックは2006年5月実施のトーイック公開テストから問題形式がリニューアルされました。トーイックの構成は、リスニングとリーディングの構成となっています。トーイックはどの問題でも問題用紙の書き込みは禁止されていますので注意が必要です。トーイックのリスニングセレクションではイギリス、アメリカ、カナダ、オーストラリアの発音が25%程度の割合ででます。トーイックリスニング対策にはCS放送やネットのラジオなどからネイティブな各国の英語になれることもトーイックを攻略する秘訣になります。

トーイックの写真描写問題はリニューアル前は20問でしたがリニューアル後10問になりました。トーイックの写真描写問題は問題用紙に写真が1問ずつ掲載され、その写真についての説明が4つあり、正しい答えを選択します。トーイックの写真描写問題は比較的易しい英文を使用していますが解答者が正しい発音やスペルを理解していないとミスをし点を確保できません。トーイックの応答問題はリニューアル後も30問で、変更はありません。トーイックの応答問題は質問文が1つに対して解答が3つ読まれ、そのなかから、正解を導きます。トーイックの応答問題の質問文は簡単なYES・NOのような答えではなく質問文の疑問詞に対して適切な答えである文が正解文として着目するとよいです。

新トーイックテスト

トーイックは2006年5月にリニューアルされてから、従来よりもトーイックスコアがとりにくくなったのかと思う人もいるでしょう。トーイックは「新トーイックテスト受験者へのアンケート」をインターネットを通して募集し、約2000人のトーイック受験者から回答を得ることができたようです。トーイック受験者はアンケートの結果、半数以上が新トーイックテストが難しくなったと回答しています。トーイックリニューアルによって難しくなったと感じる受験者が多いようですがリスニングセレクションでイギリス、アメリカ、カナダ、オーストラリアの発音が25%程度の割合で増えたことも難しいと感じる要因のようです。そしてトーイックリーディング問題の長文の量が増えたことなども影響していると考えられます。

トーイック受験者が気になっている「新トーイックテストは従来よりも難しくなったのか」という疑問に対しての回答として、トーイック(TOEIC)運営委員会は「新トーイックは従来よりもスコアがとりづらいなどの影響はないだろう」と述べています。ETSでは新トーイックテストと従来のトーイックテストとの間で評価基準にずれが出ないようにスコアの同一化と呼ばれる難易度の調整を行っており、新トーイックテストと従来のトーイックテストのスコア基準は同じに保たれています。新トーイックテストのスコア550点と従来のトーイックテストスコアの550点は同等のレベルを表すようです。

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